連盟について
私たちは、医療から保健・教育・福祉等の多岐にわたる領域において、リハビリテーション、とくに作業療法が、子供たちから高齢者に至るまでの健常者や障害者を問わ
ず道民の健康的な生活の維持・向上に寄与するため、公益社団法人北海道作業療法士会の活動を全面的に支持する政治団体として「北海道作業療法士連盟」を設立
することとなりました。
作業療法士の誕生から4年後の昭和44年に道内の作業療法士の有志によって、日本作業療法士協会の北海道学術支部として結成されました。
そして、昭和55年には北海道作業療法士会として、平成5年には社団法人として、平成23年には公益社団法人として認可されました。
このような経緯をたどりながら、平成24年度には日本の有資格者数68,935名、当士会の会員数も平成25年7月現在にて2,475名に至り、作業療法士が有する「生活その
ものを支援する専門職」としての知識や技術が、北海道のリハビリテーションにおいて大きな貢献を果たしてきています。
北海道作業療法士連盟では、作業療法が道民の健康的な生活の維持・向上に寄与することをふまえ、作業療法を道民に広く行き渡らせるように啓発・振興、もって道
民の健康的な生活に貢献してゆきます。
具体的には、北海道作業療法士会と相互に連携し、医療保険下での急性期・回復期・生活期における作業療法をはじめとするリハビリテーション、介護保険下での地域に
おける作業療法をはじめとするリハビリテーションサービス、自治体や個人における健康増進や予防事業関連における作業療法士の役割、などの充実と発展、社会貢献を
目指し、さらには作業療法士の職域拡大や社会的地位の向上のために取り組んでゆきます。しかしながら現在では、未曽有の少子高齢化社会における急激な社会制度や
インフラの変化に伴い、リハビリテーション、とくに作業療法を必要とする方々に十分なリハビリテーションサービスを提供しきれない現状があります。
私たちは、すべての道民に、平等に質の高いリハビリテーションを提供することができる環境作りに向けて、政治的活動が早急に求められていることから、北海道作業療
法士連盟を設立いたしました。